スペシャルレポート「建築家とレゴ」展

「銀座建築祭」という建築関連のプロモーション的イベントの一環で、松屋銀座にて「建築家とレゴ」展という小規模な展覧会が開催された。恐らく見れる機会を失ったであろう方のためにレポートをお届けしよう。

7人の建築家が、レゴを素材に想い想いの「家」をデザインしている。
海外でも似たような企画のエギジビションが行われており、「レゴの本」などでその作品を見たりしているため、既視感の強い印象はあるが、それでも実際の展示物としてこういうものをナマで見るのは私自身初めてなので参考になった。
おのおのを駆け足で紹介すると

北川原温氏「斬近線的エクステンション」

なにがどうエクステンションされてるのかよくわからんが、壁でも床でもない面の集合体が織りなす陰影が印象的。レゴ部品以外を構成に持ち込むのはちょっとケシカラン(具体的には、透明アクリル板)。

平倉直子氏「ウチとソトのうち」

舞台装置のような家屋と、キャスター家具のような別荘?が2ケ。別荘は可変でパタパタと箱形から展開する。

横河健氏「レゴの建築化、ではなくて建築のレゴ化」
エッシャーの絵を実際に立体化したイメージか。あらゆる向きに階段が付いている。

横谷英之氏「海辺の断崖に建つ家」
ある意味もっともテーマに素直な、レゴで作る建築っぽい作品。

黒川雅之氏「向こう側に希望の見える家」

コンクリート打ち放しを想起させる仕上がりの建築。プロ相手にこう言っては失礼だが、建築計画としてはいまひとつフツーっぽい。

アラン・バーニン氏「エンジニアの家」

西武ドーム?
普通は並行/鉛直に組むべきレゴを、むりやり少しづつ曲げて組み上げ、円筒状の壁をこさえた。そしてさらにザルを伏せたような屋根を思いっきりテンションさせて詰め込んだ、というちょっとオキテ破りな作品。

三谷徹氏「レゴ谷三丁目」

グランドキャニオンに洞穴住居がめぐらされているようなイメージの作品。個人的には今回のイチオシ。


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